岐阜での100名を超えるワークショップの後、名古屋でのワークショップが9月15日(土)よりNaYOGAさん主催で行われています。
場所は、ダンカン・ウォンのWSと同じ、パシフィックスポーツクラブの3Fと、MySOUL8です。
実は、ダンカン氏とジュール先生は共通点があります。NYの超有名ヨガスタジオ、ジバムクティのスタジオ出身なのです(ジュール先生は今もしっかり教えていますよっ)。
クラスは初心者向けのモノから、オールレベルのモノ、インストラクター向けのモノ(前屈・後屈・逆転にそれぞれフォーカス)というバランスのとれた構成です。
もちろん、ジバムクティのテーマだったり、ヨガとは?
アーサナとは?という説明もしっかり入っていきます。
この点が欧米流ヨガスタジオと日本流ヨガスタジオの大きな違いかもしれません。ヨガを、エクササイズと考えるか考えないか。。。
この点にポイントがあるのですが、ジバムクティはしっかりヨガのマインドがクラスに上手に組み合わされているのを感じました。
例えば、クラスの始めに”アーサナ”について考えます。
みなさん、アーサナの意味として、”ポーズ”、だったり”コネクション”などと、答えてましたが、
ジュール先生によると、
「すべて正しいこたえですが、まずは基本のベースとなる解釈を知っておかねばなりません。」とのこと。
ヨーガスートラの2章46項から引用して、
「STHIRA SUKHA ASANAM」
(アーサナ(坐法)は、快適で安定したものである。)
と、教えてくれました。
安定したモノである為に、アーサナをとったときの地面(大地、地球)と触れるポイントをしっかり意識することが大事です、
大地への意識を高めながら、地球との相互間のつながりを快適なものとして感じ、母なる大地に包まれていく・・・
本日はその部分の意識を少し多めにして始めていきましょう、と。
なので、タダーサナ(直立のポーズ)に関しては、
足の裏が大地との接地面。
ここから自分と大地との交流が始まっていきのですね。
太陽礼拝の変形からなる、ウォーミングアップと共に、その場にいるメンバーのポテンシャルに合わせてクラスは進んでいきます。
特に、前屈・後屈・逆転、それぞれにフォーカスしたクラスはインストラクターにとっても勉強になるのではないでしょうか?
自分の練習の勉強(自主練)にもなります。
アーサナをしっかりとった後も、ジバムクティならではのヨガの哲学にフォーカスした説明が入ります。
ジバムクティの1つのテーマと言えば、アヒムサがあります。しっかり、アーサナで母なる地球との意識を高め、母なる大地を傷つける行為はやめよう!と、スローガンを語りました。
クラス中の動画がNaYOGAさんで紹介されています。