このたび、皆さまからお寄せいただいた能登半島地震の募金を、ピースボート災害センター(PBV)に直接届けてまいりました。

この記事では、募金がどのように活用されているか、募金を届けた際の体験、そして現在の復興状況についてご報告いたします。

1分で分かるピースボート災害センター

YOGA LIFE NAGOYAでのご支援について

今回のYOGA LIFE NAGOYAはヨガクラスの参加費をすべて能登半島地震への募金とさせて頂きました。
さらにご参加いただいた皆さまには設置していた募金箱へも多くのご支援金を頂きました。

目には見えない遠くの苦しみにも目を向けて、つながり合い助け合う、ヨガの精神の現れた素晴らしいヨガイベントを参加者全員で作ることができた事を誇りに思います。

この温かいご支援に、心より感謝申し上げます。

募金を届ける旅

募金を届けるため、YOGA LIFE NAGOYAの代表としてYoshi先生に東京新宿にあるピースボート災害センター本部まで訪問して頂きました。

訪問先では、支援活動にも携わるピースボート災害ボランティアセンター 代表理事の山本 隆(やまもとたかし)様から直接、現地の状況や支援の具体的な内容についてじっくりと2時間以上貴重なお話を伺いました。

山本様にはお忙しい中お時間を作って頂きありがとうございました。

ピースボート災害センターの活動

ピースボート災害センターでは、能登半島地震に対する多岐にわたる支援活動が行われています。

1. 支援物資の配布

被災者の生活を支えるための食料や日用品が、迅速かつ効果的に配布されています。

2. サロン(お話の場の提供)

被災者の心のケアを目的としたサロンが開設されており、被災者同士が交流し、心の支え合いが生まれています。

3. 被災家屋の片付け、運搬

地震で損壊した家屋の片付けや必要な物資の運搬を行い、被災者が一日でも早く日常を取り戻せるよう支援しています。

4. 支援調整のための事務作業

効果的な支援を行うため、支援活動の調整や必要な情報の収集・発信などの事務作業が行われています。

5. 炊き出しの調理・配布

被災地での炊き出し活動を通じて、被災者に温かい食事が提供されています。

現在の復興状況と今後の見通し

能登半島地震の被災地では、現在も復興がなかなか進まず、多くの人々が支援を必要としています。
地震による被害が大きく、住居やインフラの再建には時間がかかるため、あと3年以上は継続的な支援が望まれる状況です。

ピースボート災害センターは、長期的な視点で被災地支援を行っており、被災者が安定した生活を取り戻せるよう、引き続き様々な支援活動を続けていきます。

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募金の使い道

皆さまからお寄せいただいた募金は、以下のような具体的な支援活動に使われています。

  • 物資・備品提供: 被災者の生活に必要な物資や備品を提供しています。
  • 食事支援: 炊き出しや食料の配布を通じて、被災者の栄養をサポートしています。
  • 被災家屋の応急対応・保全: 被災した家屋の応急修理や保全作業を行い、安全な生活環境を提供します。
  • 避難所運営サポート: 避難所の運営を支援し、被災者が快適に過ごせる環境を整えています。
  • 災害支援のノウハウ提供や支援調整: 災害支援の経験と知識を活かし、効率的な支援活動を実施します。
  • 関係機関の連携調整: 他の支援団体や行政機関との連携を図り、総合的な支援を行います。
  • 災害ボランティアセンター運営サポート: ボランティアセンターの運営を支援し、多くのボランティアが効率的に活動できるようサポートします。
  • コミュニティへの支援: 被災地のコミュニティ活動を支援し、地域の再建を促進します。

最後に

YOGA LIFE NAGOYAにご参加いただいた皆さま、そしてご寄付いただいた皆さまに、心から感謝申し上げます。
皆さまの温かい支援が、被災者の生活再建に大きく貢献しています。

募金を届ける際に、ピースボート災害センターのスタッフからも感謝の言葉をいただきました。
皆さまのご支援が、どれだけ多くの人々の助けになっているかをご理解いただけたでしょうか。

YOGA LIFE NAGOYAはこれからもより良い未来になるように、YOGA LIFE NAGOYAとしてできる事はないか考え続け、今後の活動につなげていきたいと思います。

これからも皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。