— 呼吸とヨガ —
複式呼吸
お腹を出したり引っ込めたりすることにより横隔膜を上げ下げする呼吸を「腹式呼吸」といいます。ゆっくり空気を吸いいれると、肋骨を広げずに肺に空気を入れることができます。そうすると、広がった肺により横隔膜が下がってお腹を押し出して、お腹が「ぷくっ」と、膨らみます。
女性は「胸式呼吸」をする人が多く、日常生活にこれを取り入れるのは意識しないと難しいです。
吐くことから始める場合が多いようですが、吐く時は、お腹を強く引き締めて”ゆっくり”息を吐き、横隔膜が肋骨の方に引きあがるようにします。
《腹式呼吸のいろいろ効果》
胃腸や肝臓などが横隔膜の上げ下げによりマッサージを受け、血行がよくなってその働きが促進されることにより、冷え性、便秘、生理不順などに効果があります。
大胸筋をはじめ呼吸に関する筋肉が働くことで、発熱が促進されます。
自律神経の副交感神経が優位に働き、精神の緊張がゆるんでリラックスできて、血行がよくなるなどの効果があります。
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