世界の Moon Days の伝説
ヨガをやっていると、新月、満月を意識することがあります。
ヨガの種類の1つのアシュタンガヨガのマイソールという練習法では、新月、満月の日は練習をお休みにしたりします。
インドの月伝説では、病気は満月時と新月時に悪化するとされ、ひどい時には重病患者は死に至るといいます。また、インド人達の信じることの1つに、月齢時にはある種の昆虫や爬虫類は毒性をもつになるということもあります。
月の力は、精神面の深い部分にも影響を及ぼすとされています。
古来、月の女神は恵みぶかい、包み込むようなイメージがありますが、同時に血に飢えた一面も兼ね備えているでのです。
フェニキア神話に登場する女神アナトは、しばしば狂暴となって、快楽の為に人を殺したそうです。
月の女神の狂暴面の最も代表的な女神といえば、
インドにおける神話に登場する月の女神カーリーではないでしょうか?
月の女神カーリーは「黒い女神」として知られ、死体を耳飾りとして、頭蓋骨を重ねてネックレスにしていたといいます。
ギリシャ神話では、月の女神は貞操なダイアナであり、嵐をつかさどり魔女達の保護者的存在でもある、恐怖のヘカテであります。実は、我々は現在でもこのヘカテを我々は祭っているのです。10月の終わりのハロウィンです。
というように世界中に優しさと狂暴面を持ち合わせた月の女神が多数存在します。時と共に形を変化させる月の性質から来ているのでしょうか?それとも、月には精神面を変化させる力があると暗示しているのでしょうか?
みなさんも、満月の日のヨガと、そうでない日のヨガをやり比べて、カラダの変化を感じてみてください。
くれぐれも、やりすぎに注意です!