ヨガの視点からのロルフィング
ロルフィングスタジオ380

2007年の11月にKirstin & Mitchell によって行われた”カラダの構造をより理解する”ワークショップの影響でしょうか、ロルフィングに参加してみたくなりました。
上は名古屋は金山駅にある、ロルフィングスタジオ380の様子です。
ロルフィングは10回のセッションで終了できるスタイルだそうです。
今回は1回目です。
まずは自分のカラダのヒストリーから始めました。
今までケガをしたところや今、調子がよくないところなどをヒアリングしていきます。こうしてまとめると、自分のカラダってボロボロなことに気付き歴史を感じました。というより、それぞれの時代にしてきたケガや痛めたことってリンクしてるんだなぁ、って。
あの時、アソコ痛めたのはその前にココをやっていて…だから、かばいながら…
なんてしみじみ感傷に浸る間も無くセッションは始まります。
まずは歩くことから。
壁から壁までグルグル歩きながら最初はぎこちなかったのが、話をしながらだんだん普通の感覚になっていく。
そこから診察は始まっているようです。
病院の直立のままの診察では、良いところを見せたくて普段の状態より背筋を伸ばしたりしてしまうけど、歩行だと自然な状態がでるから自分のありのままの状態を診察してもらえる。
話が盛り上がってきて気がそっちにいくと無意識に、歩行の癖がどんどん出てくる。
歩き方。
というより歩く時の体重のかけかた、重心の置き方には自分の歴史が影響しているのだろう…
生まれながらの体格、してきたスポーツ、おこしてきたケガ…
ロルフィングの第1回は呼吸がテーマ。
胴体という中心部を大きな風船のように考がて、それが吸うとともに大きく前も横も後ろも均等に膨らみ、吐くとともに均等に縮む。
そんな呼吸を妨げる部分をほぐしていってくれる。
自分の目指すヨガのスタイルとして呼吸の伸縮に合わせてポーズを重ねていくのだけど、ロルフィングも呼吸に歩行を会わせるのがテーマじゃないかと思えてくるから不思議だ。
後からもう一度歩行を始めると、自分が別人のように思えてるくらい歩行がスムーズに!
1回~3回のセッションは外側の筋膜に集中するのだとか。
4回からの内側の筋膜に集中し始めたら、何が起こるのだろうか?
まだまだ、少しのカラダの変化で、
何かが大きく変わることが多くあるというのは何よりも喜びです。