ハタヨガはインドに起源を持ち、3000年以上の歴史があります。
「Ha=吐く息」「Tha=吸う息」もしくは、太陽と月という意味があります。
身体のポーズ(アーサナ)と呼吸法(プラナヤーマ)の実践を通して、人間としての成長と健康の促進を高めるという目的があります。
ポーズ(アーサナ)でもって、行っていくヨガを総称してハタヨガと呼びます。ですから、世界中でされているほとんどのヨガがハタヨガなのです。
ヨガの種類といって、アイアンガー、アシュタンガ、パワーヨガ、とかいいますが、あれはハタヨガの種類なのです。
精神を集中する瞑想もヨガには不可欠で、アーサナとプラナヤ-マの練習によって成立します。
これらの要素が一体となり、最高の集中力でもって自分の内面への意識を高めていきます。
最終的には、真の自己とは何者なのかを認識させてくれるものとされています。
といっても、ここまでややこしく考える必要はありません。気持ちよく、ポーズと呼吸を一つ一つ大事にしていく。それだけで十分です。しっかりとした歴史と知識の裏づけによる目標と効果があることだけ知っていると、安心してヨガを信頼できるというわけです。